メルニボネの皇子
メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)
やっと読了。
文庫本一冊読むのに半年かかっちまった。
井辻訳がどうにも納得いかなかったからだがそれも前半までのはなし。
「真珠の砦」からは違和感なく読むことができた。
なんだこりゃって感じ。
今回の井辻訳ではいろいろ引っかかるところがあったが
特に気になったのが妙に日本的になってるところ。
やまとことばとか使いたいのかもしれないけど
メルニボネの残酷な哲学とは合わないんじゃないかなあ。
まあおれの感覚がずれてるのかもしれないが。
あと、訳に細かいミスがあるのが気になった。
井辻訳だとエルリックはメルニボネの百二十八代目の皇帝ってなってるけど
これは四百二十八代目の間違いだよね。
適当に訳したのかね?