WoD: Second Sight

World of Darkness: Second Sight

World of Darkness: Second Sight

ここ数ヶ月で一番期待してた本。
期待通りのよい出来なんだけどちょっと地味かな。


この本は簡単にいえばnWoD版のWoD:Sorcererだ。
超常能力をもってしまった普通の人間たちについてあつかっている。


超常能力のタイプは全部で3つ。


ひとつめは超能力(Psychic Power)で普通の人間が偶然手に入れたりできるもの。
長所(Merit)の一種として扱われる。
コアルールでいえば霊感(Unseen Sense)のようなもの。
ダウジングや自動筆記のようないたって地味なものから
発火能力や精神破壊のような派手なようでやっぱり地味な能力がそろっている。


ふたつめは低級魔術(Low Magic)でいわゆる伝統的魔術師(Thaumaturge)が使う。
これも長所(Merit)の一種として扱われるが特定の伝統に属していないと修得できない。
伝統の系統としてはヴードゥーシャーマニズム、タオやヘルメス魔術などがある。
伝統ごとに修得可能な能力と弱点が決められている。


最後は異界の存在に仕えるカルティストたちの能力。
儀式によって異界の神の力を引き出したり、肉体に神の力を吹き込まれて触手が生えたりする。
悪役向け。


まあこんなかんじだ。