詐欺師について

詐欺師は一見頭がいいように見えて実はそうでもない。
たしかに最初に仕掛けを考えた詐欺師は賢いのかもしれない。
だが大半の連中は模倣者にすぎない。
決められたマニュアル通りに行動しているだけだ。
それでも仕掛けをしらない素人はころっと騙されてしまう。


ところで仕掛けを知っている詐欺師はだまされないのか?
というと実はよくだまされる。
新しい手口をいくつも編み出した優秀な詐欺師でも
仲間の詐欺師にあっさり騙されたりするそうだ。


これはなぜだろうか?
優秀な詐欺師になるには自分で自分のウソを信じこめるくらいでないといけないようだ。
自分もだませないようでは他人をだますことは難しいからだ。
つまり逆にいえば自分に騙されるような騙されやすい人間でないと詐欺師には向かないということだ。
実際詐欺の被害者があとから詐欺師になるケースも多い。


ここまでだらだら書いてきたが何がいいたいかというと
「詐欺師と知識人はよく似ている」
ということ。


疲れたので今日はここまで。